先週は銀座の万葉洞と世田谷の美術館、静嘉堂文庫に行ってきました。
万葉洞では私の好きな作家の中里花子展です。写真の蕎麦猪口は数年前から我が家で使っているものです。
花子さんは人間国宝の12代中里太郎右衛門さんのお孫さんですが、花子さんの作品は伝統と斬新さをもった素敵な作品です。
柔らかい粘土がヒトの手によってキュンとくるラインを生み出すという陶芸の原点を感じられます。
そして静嘉堂文庫の展示「せいかどう動物園」感動しました。
7世紀から明治時代までの動物に関連する陶器や根付、銅の置物などの展示ですが、一つ一つ愛らしいのに力強く、気が入った作品を見ることが出来ました。
生活を丁寧に生きること、人間の集中力と気を感じる1週間でした。